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上野で発見

え! 昔からのあれが今も健在!

現代では当たり前に使っているこれ。時代によって顔も事情も違います。

「上り」「下り」と表示のあるこれ。よく知っているあるものの一部ですが、何だかわかりますか?

後ろにある表示を見ると、わかりますよね。そう、これは、上野松坂屋本館中二階にあるエレベーターのインジケーターです。地下の「地」からぐるっと、数字の1から7そして屋上の「屋」まで、エレベーターの上下に連れて針が動いてゆきます。6の数字がちょっとつぶれているのもご愛嬌ですね。

他の階を見てみると、こちらは「地」から始まり、数字の1から8まで。「屋」の字が「8」に変わり、6の字もはっきりしています。これは、インジケーターの大きさが中二階より大きいためでしょうか、それとも作られた年代が違うのかもしれません。
上野松坂屋本館のエレベーターは、昭和4年4月の開店の時には大階段の両側に4機ずつ合計8機ありました。それでもエレベーターに乗りたい人で行列が出来るほどだったといいます。

エレベーターの歴史は古く、紀元前から各種のものが作られ、水戸光圀も水戸の図書館で図書を運ぶのにエレベーターを使ったとか。もちろん、手で動かすものですけど。明治の半ばには、電動式のエレベーターが日本にも登場し、大正の初めには、国産第一号も出来ていました。
それでも、一般の人がエレベーターに乗る機会はそう多くはなかったのでしょうね。昭和のはじめでも、東京に来たら、上野に来て、松坂屋のエレベーターに乗ることが東京観光の一つになっていたようです。

約50年ぶりの改装を行い、3月3日にグランドオープンする上野松坂屋。今回の改装では、新しい発見もありました。それは、1階のエレベーターの扉の絵柄です。小鳥やきつねが描かれたエッチングが隠されていたのです。

機械式のインジケーターの針や扉の模様を見ていると、昭和のはじめの上野の様子まで浮かんでくるようですね。
そんな昔のままを、今に残しているもの、上野にはまだまだあります。
いいものを残して次世代につないでゆく、上野はそんな街です。

MOKO/もこ(2007年2月)

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